No.11 人生最初の壁
自分は、スパルタ的な教育は受けていなかったので、ごく普通の小学生、中学生を過ごしていた。
そして、人生最初の高校入試というものに挑むこととなった。
自分の親は、M高校に行って欲しいといっていた。
だから、僕もその高校を目指して行くと決めていた。
毎日のように勉強した。
塾にも通っていたので、部活も途中であがらせてもらったりもした。
大変だった。
部活と勉強の両立というのは大変なことでもあるし、凄いことでもあると思う。
当時の自分を振り返ると、今でも凄いと思う。
友達の中には、入試前日に遊んでいる友達もいた。
そして、入試当日。
みんなは、いつもと変わらない感じで会話をしている。
みんな余裕だったのかな?
でも、そんなはずが無い。
みんな実際は緊張していたんだと思う。
僕もそうだった。
そして、テストが始まった。
シャープペンのこすれる音と時計のハリが動く音しか聞こえない。
僕の心臓はいつも異常に強く振動していた。
少し間違えると、鉛筆を落としてしまいそうなほどプレッシャーを感じていた。
そして、1教科目が終わった。
ある一人の友達が、どこか違う世界に行ってしまったかのような顔をしている。
どうしたの?と聞いても、何を言っているかわからない。
その友達はあの入試前日にもかかわらず遊んでいた友達の一人だった。
やっぱり、入試はそんな甘いものじゃない。
改めて実感させられた。
そして、全教科が終了した。
その帰りに僕たちは気晴らしにボーリングをしに行った。
テスト勉強ばかりしていたので、いつもの何倍も楽しかった。
楽しくてたまらなかった。
そんな感じで日にちがたっていった。
合格発表当日。
自分は受かっていた。
しかし、番号が続いていない。
途切れ途切れだ。
自分の前後の番号はとんでいる。
周りの仲いい友達がほとんど落ちたのだった。
その友達とは仲が良かったので、ショックだった。
そして、帰り道。
なんだか気まずい雰囲気だった。
いや、自分の中でだけだったのかもしれない。
自分だけが受かってしまった。
なんて声をかけたらいいかわからなかった。
するとある友達が、何でお前が落ち込んでるんだよ!といってくれた。
周りのみんなは実際あまりショックを受けていなかったらしい。
いや、受けていたけど、表情に出さなかったのかもしれない。
でも、なんだか悪かった。
そして、入学してみると、同じクラスに知っている人が誰もいなかった。
一からのスタートである。
-End-
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そして、人生最初の高校入試というものに挑むこととなった。
自分の親は、M高校に行って欲しいといっていた。
だから、僕もその高校を目指して行くと決めていた。
毎日のように勉強した。
塾にも通っていたので、部活も途中であがらせてもらったりもした。
大変だった。
部活と勉強の両立というのは大変なことでもあるし、凄いことでもあると思う。
当時の自分を振り返ると、今でも凄いと思う。
友達の中には、入試前日に遊んでいる友達もいた。
そして、入試当日。
みんなは、いつもと変わらない感じで会話をしている。
みんな余裕だったのかな?
でも、そんなはずが無い。
みんな実際は緊張していたんだと思う。
僕もそうだった。
そして、テストが始まった。
シャープペンのこすれる音と時計のハリが動く音しか聞こえない。
僕の心臓はいつも異常に強く振動していた。
少し間違えると、鉛筆を落としてしまいそうなほどプレッシャーを感じていた。
そして、1教科目が終わった。
ある一人の友達が、どこか違う世界に行ってしまったかのような顔をしている。
どうしたの?と聞いても、何を言っているかわからない。
その友達はあの入試前日にもかかわらず遊んでいた友達の一人だった。
やっぱり、入試はそんな甘いものじゃない。
改めて実感させられた。
そして、全教科が終了した。
その帰りに僕たちは気晴らしにボーリングをしに行った。
テスト勉強ばかりしていたので、いつもの何倍も楽しかった。
楽しくてたまらなかった。
そんな感じで日にちがたっていった。
合格発表当日。
自分は受かっていた。
しかし、番号が続いていない。
途切れ途切れだ。
自分の前後の番号はとんでいる。
周りの仲いい友達がほとんど落ちたのだった。
その友達とは仲が良かったので、ショックだった。
そして、帰り道。
なんだか気まずい雰囲気だった。
いや、自分の中でだけだったのかもしれない。
自分だけが受かってしまった。
なんて声をかけたらいいかわからなかった。
するとある友達が、何でお前が落ち込んでるんだよ!といってくれた。
周りのみんなは実際あまりショックを受けていなかったらしい。
いや、受けていたけど、表情に出さなかったのかもしれない。
でも、なんだか悪かった。
そして、入学してみると、同じクラスに知っている人が誰もいなかった。
一からのスタートである。
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